社会保障及び医療制度の整備

  1. 寝たきり老人、独り暮らし老人などの在宅老人に対する介護人制度の確立、訪問診療、往診体制の確立、養護老人ホーム等の増設をはかり、医療機関との連携協力のもとに推進します。また、厚生園等福祉施設の民間委託に反対します。
  2. 母子、父子家庭、要保護女子、寡婦等に対する福祉事業を拡充強化し、福祉資金制度の充実、 各種給付の拡充強化をはかります。
  3. 保育所の増設、特に低学年児童を対象とする学童保育所の推進をはかります。
  4. 沖縄の厚生年金の格差是正の早期実現を強く国に要求します。
  5. 医師、医療機関の不足している沖縄の現状から医師及び看護婦等の医療従事者の確保、医療機関の整備に努めます。
  6. ハンセン氏病患者、精神障害者等の療養施設の本土との格差を解消し、充実強化に努めます。
  7. 県民の健康と医療を確保するため、多くの離島、へき地をかかえる沖縄の医療事業に対処する国の対策を要求し、患者及び医療従事者の立場にたって県立病院の健全運営をはかります。