普天間基地所属ヘリの部品落下事故に対する抗議および要請

2023年3月20日

3月15日に普天間基地所属攻撃ヘリAH-1の部品が落下したことが3月16日に明るみになりました。
3月20日に社大党委員長および書記長で、沖縄防衛局に対し抗議、要請を行いました。

 

以下、抗議・要請文

 

普天間基地所属ヘリの部品落下事故に対する抗議

3月16日、米軍普天間基地所属AH―1ヘリコプターから飛行中にトリニトロトルエン(TNT)を含むチャージ・アクティベート・デバイスという部品を落下させていたことが、飛行後の点検でわかった。部品を落下させた米軍ヘリコプターは本島南部周辺の海上および陸上の複数の経路を飛行し、その間に落下させているとしているが、場所については明らかになっていない。

今回の落下物は、脱出/安全システムに関する構成部品に動力を供給するために使用される、縦3.7センチ、横2.9センチ、重さ40グラムという小型の装置だが、TNTという爆発物を含んでおり、危険であると言わざるを得ない。また、航空機からの落下事故は、大変危険であることは言うまでもなく、これまでも米軍航空機による墜落や部品落下は後を絶たない。さらに、基地があるが故に起こる事件事故を含め、沖縄県民は常に危険に晒されていると言わざるを得ない。

よって、沖縄社会大衆党は県民の生命と財産を守る立場から今回の部品落下事故に強く抗議し、下記の事項を要請する。

 

1. AH―1ヘリコプターの飛行を即時停止すること。

2. 原因を究明し、明らかにすること。

3. 米軍所属航空機すべての整備・点検を徹底させること。

以上